自分が「愛」になる
ブログやSNSなど、インターネットの普及で、有名人だけでなく普通の人でも情報発信を手軽に出来るようになり、本当に便利な世の中になりました。
最近は、そんな「普通の人」がどんなことを見て、考えているのか?をウォッチングするのが趣味になっています(笑)
自分の趣味や仕事をPRしたり、普段の出来事を淡々と綴ったり、自分の信条・信念を訴えたり…。
最近は「インスタ(SNS)映え」という流行語まで登場しましたね。
本当に多種多様でウォッチングしていてとても楽しいのですが、まれに「怒りの」投稿を見かけることがあります。
※これ、先日の2:8の法則に当てはまる気がします。
私でもよくあることなのですが、人って自分に余裕が無い時ってついつい他者の悪いところばかりが目につくものです。
そして「被害者意識が強く」なります。
これ、自分の体験談ですが、「人のことを癒したい」と必死になればなるほど、長男が学校で問題行動を起こして何度となく呼び出され、「人より自分の家族を大事にしろよ」的な出来事を引き寄せたり…^^;(汗)
この時を思い返すと「なんで私だけ?」という被害者のループに入っていたように思います。
逆に、臨時収入が入ったり、楽しいことが控えていたりすると、いつもだったら怒っているところを、ちょっと気分が寛大になったりしませんか?(笑)
つまり「自分が満たされた状態」の時、人は他者に対して寛容になります。
当時の私は、「自分が満たされた状態」ではなかったのですね。
今でも相変わらず、長男の行動は当時とそんなに変わりませんが、以前より「自分が」気にならなくなりました。
どんな職業や立場の人であっても共通の、とても重要なことがこの世にひとつだけあります。
これは、これまでの歴史や時代を超え、宇宙ができてからずっと普遍的な「真理」だと思います。
(↓ ここ、一番重要ポイントね、アンダーライン引いておいて。)
人は元々、人を無条件に愛する為に生まれてきました。
それが、お母さんのお腹に宿った瞬間、「こうあるべき」「~しなければいけない」という価値観を突きつけられ、そうしないと愛されない、と悟った時、子供にとって親に愛されないことはすなわち「死」ですから、必死にその通りにしようとします。
そして、いつしか「人を無条件に愛す」余裕を失くし、「愛されること」のほうが目的になってしまうのです。
不要な価値観が、本来の目的を見失わせてしまっているのです。
生まれたての赤ちゃんの足は、フワフワとしたマシュマロみたいなのに、年齢を追うごとに、硬くなり角質化し、ガサガサになってしまうのとおんなじです。
あ、ちなみに踵の角質化も、乾燥から身を守る為の防御策ですから、身体にも心と同じことが起きているのかもしれませんね。
人類はひとつで、みながひとつの目的の為に生まれてきましたが、育った環境、文化などによりものの考え方も本当に様々で、それぞれの価値観で他者を見てしまいます。
その自分の「正しさ」のぶつかり合いが争いを起こし「苦しさ」「生きにくさ」に繋がっているのですね。
世の中の人が、その違いを認め、許し、無条件に愛せるようになったら戦争や争いごとは消滅すると思います。(極論ですが。)
結婚式のシャンパンタワーをイメージしてください。
ピラミッドの一番上が自分です。
シャンパンを注ぐと、まず一番上のグラスが満たされ、溢れ出るとその下、またその下と注がれていきますね?
同じように、まず自分が愛で「満たされる」こと。あり余った「愛」が溢れ出ることで、その下にある家族や友人、知人、全然知らない人、も「愛」で満ちていきます。
と、ここまで書いてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「そうそう、そうなの!そうだよね!」と実は自分が一番癒されています(笑)
私から溢れ出たシャンパンが、たくさんの人にも注がれますように….。^^
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